水虫とは?病気?原因は?
水虫というのは、実際には水虫という虫がいるわけではありません。水虫の正体は「白癬菌」(はくせんきん)というカビの一種です。その白癬菌を大きく分類すると、人に棲みつくヒト好性菌、土の中で生活している土壌好性菌、ネコやイヌなどの動物の毛に棲みついてる動物好性菌の3つに分けられます。
水虫の原因のほとんどがヒト好性菌によるものです。ヒト好性菌の白癬菌は、人の皮膚表面の角質層に棲みつき、また爪・毛にも入り込んで寄生することで、かゆみや水泡、脱毛など様々な症状を引き起こします。これが白癬という皮膚病の一種で、感染した部位によって、頭部白癬、体部白癬、股部白癬、手白癬、足白癬、爪白癬などの呼称となります。
一般的に「水虫」と呼んでいるのは、つまり足白癬のことです。
白癬菌の潜伏期間は、数年間もあります。その間、皮膚の内部では良くなったり悪くなったりという変化はあるかもしれませんが、表にはあまり症状が出てきません。ところが、革靴を長時間履き続けるなど高温多湿という白癬菌にとって好ましい環境が整ったとき、菌が増殖し始め、水泡ができるなどの症状が表に出てきます。いわゆる水虫の状態です。
また、人間の皮膚は代謝しますから、古い角質層がアカとなって剥がれ落ちると、白癬菌も一緒にくっついた状態で体から離れます。しかしその体から離れた白癬菌がすぐに死ぬことはなく、アカが干からびたり白癬菌にとっての栄養分が無くならない限りは、生き続けます。そして、そのアカを踏んだ人の足に再び寄生していくのです。
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