角質増殖型水虫
角質増殖型水虫は、足の裏全体がカサカサになって、シワが深くなり、白い粉が吹いたようになるのが特徴です。症状が進むと、足の裏全体、とくにかかとの角質層が厚く硬くなります。こするとボロボロ皮がむけ、アカギレのようにひび割れを起こすこともあります。こうなると、痛みで歩くことが困難にさえなります。
角質増殖型水虫の人は、10~20人にひとりぐらいの割合で、手にも同じ症状が現れます。水虫の足を手でかいたことが原因で起こります。まさに現在の僕がこの症状です。手の場合、感染初期はプツプツした小さな水泡ができ、かゆみもあります。そのまま放置しておくと足と同じように手の角質層も厚くなり、シワが深くなって、皮膚がポロポロとむけるようになります。
水虫は、水泡ができてかゆかったり、皮膚がふやけてジクジクしたり、というイメージが浸透しています。そのため、手足がカサカサになっても水虫だと思わない人がおおぜいいます。とくに年配の人は、年のせいで肌が乾燥してきているのだと勘違いすることが多いです。
また、角質増殖型水虫は、季節に関係なく1年を通して症状がさほど変化しません。これも水虫と気づきにくい一因です。ぼくも、自分の水虫の症状が治まりつつあると勘違いしていました。。。
しかし、角質増殖型水虫は、症状がかなり進んだ状態です。水虫が完全に慢性化した状態です。こうなったときには、大量の白癬菌が足の裏や手のひらに巣くっています。この状態というのは、すでに皮膚が白癬菌と仲よくなり、菌を追い出そうとする免疫機能が働きません。それにもかかわらず放置すると、爪白癬を併発することにもなります。
足の裏や手のひら一面が真っ白く発症するのは、角質増殖型の中でも重症です。ここまでなる前になんとしても治療しておきたいものです。角質増殖型水虫は多くの菌をばら撒くことになりますので、同居している人も水虫になる可能性がかなり高くなります。角質増殖型水虫は、水虫と気づきにくいために悪化させやすく、さらに周囲にうつす可能性の最も高い、やっかいな水虫なのです。
また、手にできる角質増殖型水虫は、よく手荒れと間違われます。これには注意してください。手荒れだと思ってステロイド入りのクリームをぬり続けると、かえって菌が元気になり、症状が悪化します。

はてなに追加
MyYahoo!に追加
del.icio.usに追加
livedoorClipに追加



