小水疱型水虫
小水疱型水虫は、土踏まずや足の指の付け根に近い部分などを中心に、周りが赤くなった小さな水泡がポツポツできる水虫です。このような状態が春~夏に出現し、しかもかゆみを伴う場合にはまず水虫が考えられます。小水疱型は水虫初期症状の典型です。
この小水疱は基本的には小さなものですが、寄り集まってできたり、離れてポツポツできたりします。いくつかの小さな水泡がくっついて、小指の先大の水疱になることもあります。
水疱はそのまま放置すれば時間と共に乾燥し褐色のカサブタになって剥がれますが、無理にむいたりするとびらん状態になります。なお、この水泡の中の汁には白癬菌はほとんどいませんので、汁がついたからといって、うつる心配はほとんどありません。
いくつかの水泡が消えたかと思うと、別のところに新しい水泡ができているのも、小水疱型の特徴です。しかも最初は土踏まずにしかなかった水泡が、気がついたら足の側面にもできていたというように、発祥の範囲がどんどん広がっていきます。かゆみが激しいので、靴を履いているのがつらいことも多いです。
これらの小水泡はつぶしたほうがよいでしょうか?
小さい水疱はつぶさないほうがいいでしょう。水疱の上から薬を塗っていれば、薬が浸透して次第に乾いてカサブタになります。無理につぶすと、そこから細菌が入り込んで化膿してしまうことがあります。
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小豆大の大きな水泡の場合は、靴を履いていると圧迫されて痛かったり、その圧迫で破裂して細菌感染を引き起こすことがありますので、清潔な針などで穴をあけて中の水を出したほうがよいと思います。
大きな水泡の皮をむいてしまうとそこの皮膚はびらん状態ですので、表面がひりひりしたりします。このときには消毒を十分に行うなど細菌が入らないような注意が必要です。
小水疱型は、あせもやかぶれと症状が似ています。そのため間違った自己診断で水虫薬を塗り続け、症状を悪化させるケースがあります。水虫薬を2週間ぐらい塗っても症状が改善しないようなら、早めに皮膚科の診断を仰ぐべきです。

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